真言宗 西宮聖天 聖天寺

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聖天さんとは

十一面観世音菩薩の化身

「聖天(しょうでん)」とお読みします。以下「歓喜天」「大聖歓喜双身天」又はインド名で 「ガネーシャ」「ビナーヤカ」等、様々な呼び名があります。
お聖天さまは仏さまである十一面観世音菩薩さまが化身され、大聖歓喜双身天とならせられた神で仏さまのご慈悲と神様の威徳とを兼ね備えられるお方なので、特に「天尊」と申し上げます。
お聖天さまは秘仏中の秘仏とされ、皆様の目に触れることを許されていないのです。 ですから、皆様はお前立ちの十一面観世音さまを拝むことを通し、 お聖天さまを拝むのです。

お聖天さまの祀り方について

円い壇の中央の円形の厨子(写真)の中の厨子(天覆)に閉扉してお祀りします。そして厨子を囲むように、お聖天さまの好物である「大根」と「巾着団子」 そして「酒」を必ずお供えします。大根は健康良縁を表し、巾着団子は 富、商売繁盛を表すのです。(以下が聖天さんの御真言です。1日21回づつ唱えてください。)

おん きりくぎゃく うんそわか
おん ぎゃくぎゃく うんそわか

どんなご利益があるのか?

お聖天さまは、あらゆる人の心を見抜き、財を求める者には財を、悲しまれている者には喜びを、病の者には健康を、現世のありとあらゆる願いを聞きとどけて下さる天尊さまです。 現世利益のチャンピオンと言えるでしょう。
願いを叶える最上の祈願法を「聖天法」といい、時は丑三つ時に行います。その法は、ごま油に妙香を入れ、少し温め、その油をお聖天さまに お注ぎする深秘の祈願法なのです。
お聖天さまのご縁日は毎月1日と16日でございます。どうぞご参拝くださいませ。

お聖天さまとの対し方の心得

お聖天さまは不浄を最も忌まわれる神であるため、いつも清潔を保つことが大切です。そして常に誠心誠意で 謙虚な姿勢で信仰することです。

年間行事予定

新年の初護摩や春季・秋季彼岸会など1年間の行事予定をお知らせいたします。
また月例行事として毎月1日は護摩祈祷、21日には写経会も行なっております。

境内のご案内

庭園創作のクリエイターとして活躍されておられるプラントハンターの西畠清順氏による季節の植物をはじめ、気持ち良く過ごしていただける空間をご用意いたしました。

真客殿

「寛ぐ・緩り・趣」をデザインコンセプトにした真客殿。ご希望のご利用目的に柔軟に対応できる空間となっております。

そわかホール

聖天寺にはお葬儀や諸行事の集いの場所として、一階にそわかホールがございます。 収容人数は100~150名ほどのホールで、お葬儀以外にも地域のみなさまに 多目的にご利用いただいております。